退職して介護スタッフを目指そう
近年は仕事を退職して介護スタッフへ転職する人が増えています。少子高齢化という現代において、高齢者の介護が非常に大きな課題となっていることが周知の通りです。こうした状況から介護に関心を持つ人が増えており、介護スタッフを目指す人も増えてきているのです。
そして驚くべきことは、様々な分野で働いていた人がこの世界に飛び込んでいるということです。普通の会社でOLをしていた人、学校の先生をしていた人、工場でモノづくりに携わっていた人などなど、全くそれまで介護とは無縁の職場で働いていた人たちが介護スタッフになる人が多くなっているのです。しかもそうした人たちのほとんどが現場で活躍しており、仕事にやりがいを感じている人も少なくありません。
こうした人たちは介護への強い意志があるばかりではなく、それまでの仕事を辞めてまでチャレンジしているわけですから、やる気も相当なものと言えます。そうしたことが上述の結果となって現れているのです。
介護スタッフの仕事を休職したいと思ったら
介護スタッフの仕事はやりがいがある反面、責任が重く、着実に毎日の仕事をこなさなくてはいけません。それだけでも大変なことですが、利用者から心無い言葉をかけられて傷つくような場面もあるかもしれません。また、介護スタッフ同士の人間関係によるストレスからうつ病になってしまうこともあります。精神的に燃え尽きてしまうような感覚になったり、体に異常な疲れを感じたりすることもあるでしょう。
うつ病は一度かかるとなかなか治りにくいため、なるべく早い段階で休職を決意することも必要です。休職すると周囲に迷惑をかけてしまうのではないか、と思って悩むところもありますが、休むことで気力を取り戻すこともできます。そうすれば退職まではいかずに済むこともあるのです。
うつ病になったらその診断書の提出を求められることが多いでしょうが、きちんと申し出て休むことができます。休むことが決まった時に退職を勧められることがあるかもしれませんが、病気になったからといって退職する必要はないので、すぐには決断しないようにしましょう。やはり、まずは休むことが大切です。